もっと多くの人に届けたい一冊を見つけるためにスタートした
「読者による文学賞」第一回受賞作品の
浅葉なつさんのどうかこの声が、あなたに届きますようにを読みました。
すごくオススメしたい1冊です。
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裏表紙よりあらすじ↓
とある事情から地下アイドルを辞め、マスクを手放せなくなっていた奈々子は、
ある日ラジオ局のディレクター黒木から、番組アシスタントにスカウトされる。
初日の生放送は後に「伝説の十秒回」と呼ばれる
神回となるがー。
絶望を抱える中学生、子どものいない夫婦、
切実な日々を生きるリスナーに、奈々子の声は響くだろうか。
こんな人におすすめ
☆人との繋がりを感じたい人
☆逃げたいこと、恐怖、不安を感じている人
☆ラジオが好きな人
誰かのオススメとか情報を得てからその本を読むのも
もちろんいいのですが
本屋さんでいい本と直感で出会えたとき
本当に嬉しい気持ちになります。
私が知らなかっただけで
賞をとるくらい有名な本ですけれども。
「『無理だよ・・・・・・』
肩が震えて、うまく声にならない。
――生きてください!
電波に乗った夏海の声に、
苦悩する少年を励まそうとした彼女の声に、
容赦なく責め立てられた気がしていた。」
P117
あえて気になる感じのところを
切り取ってみました。
3人のリスナーさんの話があるんだけど
私はこの方の話が1番好きです。
同じ言葉でも受け取る側によって
意味が変わります。
言葉って難しいです。
そんなつもりで言っていないことが
相手を傷つけていたり、逆に支えになっていたり。
ラジオが題材の小説のこちらもオススメ↓
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この本を読んでから
ラジオを聴いています。
電波が悪くてあまり聴けるチャンネルがないのですが
全然10代じゃないけど
最近はスクールオブロックを聴きながら勉強しています。
先日、SUPER BEAVER がゲストで
ちょうど最近Youtubeのオススメに出てきて
聴いたばかりだったので
運命を感じました。
見た目から想像して
激しい歌うたうんだろうなと思って再生したら
綺麗な日本語の歌詞とまっすぐな歌声でした。
でもラジオでまた聴かなければ
それ止まりだったと思います。
ラジオ生出演に運命感じてしまいました。
ラジオで未来の話をしようの生歌披露後
ぺぇのYoutube観てるから知り合い感覚もあって
ぺぇ教頭が泣いてたのに大笑いしてしまった。
ごめんて。
生歌で泣く気持ちは分かるよ。
私もライブ行って泣いたことあるから。
生で感じるって大事だなって
先月コロナ禍になってはじめて行ったライブで
改めて感じました。
リスナーのファンの子が
声だけなのに感情が先走ってる感じで
SUPERBEAVERが好きっていうのが言葉以上に伝わって
なんかよかったです。
部外者のこちらまで幸せをおすそ分けしてもらえたような
気持ちになりました。
「あなたのおかげで第一志望合格しました」
なんて一生言われることないでしょうね。
今回は浅葉なつさんのどうかこの声が、あなたに届きますようにを読んだことと
それをきっかけにラジオを聴き始めたことについて書きました。
ではまた!
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