憤死って造語だと思っていたら実際ある言葉なんですね。
綿矢りささんの作品ってぶっ飛んでて好きです。
勝手にふるえてろが好きです。
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さて、今回は綿矢りささんの憤死を読みました。
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あらすじ
自殺未遂をしたと噂される、小中学校時代の女友達。
興味本位で病室を訪れた私は、彼女が自宅のバルコニーから飛び降りた驚きの真相を聞く・・・
表題作のほか、3作を収めた、綿矢りさによる世にも奇妙な物語。
感想
憤死、読んでいる途中笑ってしまいました。
いや、いいなぁ憤死って、新たな死の概念を得てしまいました。
憤死とは憤慨しながら死ぬこと。
歴史上の人物には憤死したと言われている人もいるそうです。
飛び降りるとして
いろいろ追い詰められて絶望して飛び降りるのと
何かあって憤って思わず飛び降りちゃうのと
同じ飛び降り自殺と捉えられるとしても中身は全然違います。
面白くないですか。
面白いと思うことが不謹慎でしょうか。
自殺のニュースを見ると死んで楽になれたのかなぁといつも思います。
死んだ後のことなんて考えても
生きている我々はどうやったって分からないのだから
考える意味がないと哲学者の誰かが言っていたような気がします。
「〇〇さん憤死したんだって~」
『え、何そんなに憤ることあったの?』
「〇〇らしいよ~」
『え、そんな理由で?』
どんな理由だったら、それなら憤死して当然だわってなるんでしょう。
他の作品も収録されているのに、憤死が気に入ってしまって
憤死についてのみ書きました。
ではまた!
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