2020年本屋大賞第2位だった小川糸さんのライオンのおやつを読みました。
「人生最後に食べたい『おやつ』は、なんですか」
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あらすじ
人生の最後に食べたいおやつはなんですか――
若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことに決め、
本当にしたかったことを考える。
ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる『おやつの時間』があるのだが、
雫はなかなか選べずにいた。
食べて、生きて、この世から旅立つ。
全ての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
こんな人におすすめ
☆死にたくなったり消えたくなることがある方
☆人生の後悔を思い出しがちな方
☆おやつが好きな方
感想
ボロボロ泣きました。
主人公、雫と年齢が近く、自分が同じ状況になったとき親に言わないという選択ができるだろうか、
お金があれば理想的な人生の終わり方だと思いました。
家族に看取ってもらうことだけが理想の終わり方じゃないです。
生きていると楽しいことばかりではないけれど、そのときが来るまで自分を楽しませてあげられたらいいなと思います。
理想通りの生き方はできなかったとしても、1分1秒でも自分がいい気分でいられるように。
将来のことを考えて節約することも大切ですが、自分の体が動かなくなってあれもこれもしたかったと思うことを減らせるように。
老眼で読書もままならなくなる可能性もあるので、読みたい本も読んでおきましょう。
「私もさ、いっつもここで料理作ってると思うんだ。生かされているんだなぁ、って。
だって、生まれるのも死ぬのも、自分では決められないもの。
だから、死ぬまでは生きるしかないんだよ」P108
ホスピスの食堂で働いているシマさんの言葉です。
それとこの本を読みながら最近視聴したドラマ「にじいろカルテ」を思い出しました。
ドラマにじいろカルテを視聴!俺以外デスが最高でした!
今回は2020年本屋大賞第2位だった小川糸さんのライオンのおやつについて書きました。
ではまた!
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