さて8月です!
ということで忘れないうちに7月に読んでよかった本の記録を。
早くしないとあっという間に8月も終わりそうなんだぜ!
①町田その子さんの『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』
「思いがけないきっかけでよみがえる一生に一度の恋、
そして、ともには生きられなかったあの人のこと―。
大胆な仕掛けを選考委員に絶賛されたR-18文学賞大賞の受賞のデビュー作
『カメルーンの青い魚』。
すり鉢状の小さな街で、理不尽の中でも懸命に成長する
少年少女を瑞々しく描いた表題作他3編を収録した、
どんな場所でも生きると決めた人々の強さを
しなやかに描き出す5編の連作短編集。」
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これは面白かったですね。
自分の想像より上をいく物語で、デビュー作がこのレベル?
凄いなと思いました。
どの作品もいいんだけど、私は『海になる』という作品が一番好きです。
最初の1文からガツンとくるんだけど、
少し前まで私も同じような感覚だったなと思い出してつい笑ってしまいました。
小説みたいに辛い目にあっていた訳じゃないけど、いつ死んでもいいなぁとは思っていたなと。
②角田光代さんの『さがしもの』
「『その本を見つけてくれなけりゃ死ぬに死ねないよ』、
病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め
奔走した少女の日を描く『さがしもの』。
初めて売った古本と思わぬ再会を果たす『旅する本』。
持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉『手紙』など九つの本の物語。
無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法は
あなたの人生も動かし始める。
『この本が世界に存在することに』改題。」
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不幸の種が一番好きでした。
幸せ、不幸せ、同じ言葉でもそれぞれの人によって持つ意味合いが違う。
誰かにとっての幸せは誰かにとっての不幸。
私の幸せがあなたの幸せとも限らない。
そういうことを普段生活しているだけだとつい忘れてしまうから
こうして本に思い出させてもらうのかもしれません。
1つ1つの話がそんなに長くなかったのも、読みやすくてよかったです。
8月は帰省があるので、あまり本は読めないかなと思います。
が、ブックオフに行って読む本は確保しておきたい所存!
ではまた!
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